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A級戦犯の秘蔵書
【スタンダード】
2008-06-20-Fri  CATEGORY: デッキ
【スタンダート】の時代は終わった。

【変異カオス】が完全に叩き潰された2005.9.1の制限改定。その後の環境は【サイカリバー】ではなく、初期の単純な【ガジェット】による支配。《E・HERO エアーマン》《冥府の使者ゴーズ》が登場しても、環境は【サイカリエアーゴーズ】よりも【ダークゴーズ】を選んだ。その後の【デステニーライダー】。

現在では【シンクロダムド】【ライトロード】【剣闘獣】による環境の独占。

なぜ、【スタンダード】は現環境では勝てないのか。

そもそも、【スタンダード】は安定的に1:1交換をしていき、互いのリソースを減らしていく。そして、お互いにリソースが減れば減るほど、コンボは成立しにくくなり、安定性がものをいうようになる。そして、その泥仕合で勝つのがパターン。それに加えて、《人造人間−サイコ・ショッカー》や《カオス・ソルジャー −開闢の使者》というフィニッシャーがデッキにほとんど縛りをかけずに投入できたため、決める手段にも欠かなかった。

だが、《光と闇の竜》《D−HERO ディスクガイ》《ダーク・アームド・ドラゴン》《裁きの龍》《剣闘獣ガイザレス》の登場により、状況は一変。これらの積極的にアドバンテージを取りにくるカードを得たデッキが環境を牛耳るようになり、【スタンダード】は苦戦するようになった。現在では《大寒波》を連打されるだけで、【パキケガジェット】ですら手も足も出なくなっている。

とにかく、上記のカードを1:1で止められるカードを絶妙なバランスで配置して、数ターン経過後の十数枚のリソースを全部捌き切ること。これに成功しなければ【スタンダード】は勝てない。逆にこれに成功してしまえば、現メタデッキは脆い。しかも、現環境ならば、【スタンダード】を採用すれば、二戦目以降からは一方的にメタることができる。これもひとつの【スタンダード】の強みで、【パキケガジェット】に勝っているところだ。

現環境では、メタカードを採用することに自由度のないデッキが蔓延しているので、メタカードは戦いの最前線ではなかなか見られない。でも、そのような才能を持ったカード、そしてそれらをフル活用しての【スタンダード】の復権について、見ていきたい。

ほかのTCGプレイヤーに【グッドスタッフ】などと呼ばれても、個人的には『スタンダード』と、重みのある呼び方を遊戯王界には続けてほしい。

遊戯王カードwiki‐【スタンダード】
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